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軒裏への雨水侵入注意

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こんにちは!

 

総務企画課の佐藤愛です。

ついに梅雨入りしましたね!雨も湿気も嫌になりますね。

という事で本日は、弊社で高品位シリーズを中心に行っている

軒裏の通気と湿気についてお話させて頂きます。

 

 

皆さん、軒裏って注目して見たことはありますか。

徳島県の南の方では、日ごろから強めの風が吹いており、台風時には猛烈な強風と共に

雨水が軒裏へ吹き上げます。

 

雨水が軒裏へ吹き上げて入ってしまうと

軒裏の湿気は屋根裏にも伝わり、お家の結露にもつながります。

 

 

部分部分で穴あきの通気を採用しているのは

雨が入り込むリスクが減りますが(写真のような施工事例)

 

 

 

全面に写真のような穴の開いた軒裏通気を設けると、先ほどお話したように阿南市や海部郡等の

風が強く吹く地域では通気用のために設けた穴から雨水が入ってしまうリスクがあります。

 

 

 

そのため、最近では高品位シリーズ(ランニングコストのかからないお家シリーズ)を中心に

 

 

 

このように一見、軒裏に通気部分が見えないような施工を行っています。

 

 

 

こちらが屋根の断面図。

イーヴスベンツという通気部材を採用し、

軒裏の見た目をすっきりと見せた上に雨水の吹込みを予防し、かつ屋根裏の湿気もきちんと逃がす役目を果たしています。

 

これも後からかかるメンテナンス費用を減らすための工夫です。

私の昔住んでいたお家も屋根裏の湿気が滞留しのか、天井が変色している部分がたくさんありました。

 

 

過去に軒裏の通気スリットを設けない高気密高断熱の家を建て、実験した期間があったのですが

そのお家はわずか2ヶ月で屋根裏が腐り、カビだらけになっていました。

 

弊社でもそうですが、高気密・高断熱を謳う住宅会社が増えてきましたが

ただ気密性を上げた家の数値だけを見るのではなく、

お家の中に溜まる湿気をいかに逃がすことができるかもとても大切です。

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