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軒の出について考える

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こんにちは!

総務企画課の佐藤愛です。

先日の台風の被害はありませんでしたか。

本日はそんな台風被害からのリスクを減らすことができるかも知れない軒の出についてお話します。

まず軒の出とは何か

この写真の赤色で囲った部分のことを言います。

どこを指しているかと言いますと外壁線より出ている屋根の部分を指します。

最近ではデザイン性の高い住宅が増え、軒の出が数センチしかないお家が増えてきました。

弊社でも前に比べて軒の出が少ないお家を施工することが増えました。

必要ないと思われがちな軒の出ですが、案外お家を守る手伝いをしているんですよ。

弊社で軒の出が少ないデザインのお家を建てる場合は、4方向全てにおいて軒の出がほとんどないお家はありません。

理由としては軒の出には外壁を直射日光から守る役割や

屋根から伝ってくる雨水が窓に直接かかる回数を減らすためです。

また、阿南や美波町のように風が強く吹く地域では

風と共にお家に叩きつけるように雨が降った際、屋根と外壁の間からの雨水の侵入を防ぐ役割もあります。

じゃあ軒の出はあったに越したことないですね!

と言われると、そうではありません。

逆に軒の出の面積が大きすぎると、風が巻き上げるように吹いた場合、

軒自体が飛んでいくリスクがあります。

そのため、大きすぎず、小さすぎずデザイン性を落とさないサイズでの施工を心掛けております。

特に木造の場合は鉄骨に比べ、水に弱いです。

いかに雨漏りのリスクを減らし、建てた後からの費用がかからないお家にするかしっかりとご検討ください!

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