こんにちは!
総務企画課の土橋です
本日は、布基礎施工で見受けられる湿気の予防策についてお話しします。
弊社では、新築の場合「ベタ基礎」工法にて施工をさせて頂いておりますが、
建て替えやリフォームの際には「布基礎」工法を見かけることが多々あります。
その中で、床下からの湿気が気になるといったお客様からのお話しをよくお伺いします。
湿気を吸う石灰の施工が一般的なのですが、
今回、その石灰について改めて調べてみたところ、
石灰には2種類あり、双方とも使い方を把握した上で利用して頂く必要があると思いました。
一般的に湿気を吸う役割として勧められるのが「消石灰」です。
これは学校等でライン引きにもよく使われる石灰です。
しかし、危険性もあります。
目に入ると失明する可能性があるとか、、、
確かに、小学校の頃、石灰は舐めたり触った手で目をこすったりしてはいけないと言われていたような記憶があります。
石灰のもう1種は「生石灰」です。
「消石灰」においては、土に栄養素を与えるために園芸等にも使用されますが、
「生石灰」は、水分を含むと高熱になるという性質があるため、一般的に利用されないことがほとんどです。
店頭ではなかなか見受けられないかもしれませんが
きちんと用途を把握した上で利用してくださいね。
その点、漆喰を床下に撒くのでも湿気を減らす効果があり、安全なのかなと個人的には思っています。