住宅コラム

小さい家に住むメリット

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ゆとりのある広い家もいいのですが、最近は小さい家が人気です。



ただ、狭ければいいというわけではなく、小さいけれど、豊かさを感じる家がおすすめです。



◆小さい家は建築費用・税金・ローンの面でメリット!



小さな家には、 どんなメリットがあるのでしょうか。



まず、建築費が抑えられます。 毎年かかる固定資産税も少なくてすみます。


建築費が少なくてすめば、 住宅ローンの負担も 軽くすることができるので、生活のレベルを落とす必要もなく、日々の生活にゆとりが生まれるでしょう。

将来のメンテナンス費用を 計画的に用意することもできるはずです。
 
 

◆小さい家は建築後の  メンテナンスのしやすさもメリット!

小さい家は、 建てた後のメンテナンスがしやすいというメリットもあります。

例えば、外壁の再塗装です。

家が小さければ 外壁の面積も小さくなるので費用は抑えられ、工事期間も短くてすむでしょう。


また、大きな家に比べて目が行き届きやすくなるので、 補修箇所や不具合の早期発見にもつながると思います。
 
また、敷地に対して家が小さければ、隣家と一定の距離が保てるので、

敷地いっぱいに家を建てるより、 通風や採光が改善される可能性があります。

 


◆小さい家の注意点や建てる際に工夫するポイントは?



小さい家はメリットが多く、いいことばかりですが、 注意点やマイナス面もないわけではありません。

小さい家だからといって、すべての部屋や空間を必要以上に狭くしてしまったら、使い勝手が悪くなってしまいます。



水まわりのように毎日使う場所は、極端に面積を削ってしまわないようにしましょう。



洗面室やトイレなど、もともと面積の小さな場所は、居心地を高め、狭さを感じさせない工夫も必要です



外部からの視線 防げる位置に窓をとって、 光の入る明るい空間にするなども、 よい方法でしょう。
 

また、家のどこかに広い空間をつくるといいと思います。



例えば、間取りを考えるときにメリハリをつけるとよいでしょう。


玄関や個室などはそれほど広くないけれど、リビング・ダイニングは大きな空間にするといった具合です。

 

◆家の大きさは20年後、30年後のことを考えて決めよう

仮に、30代で家を建てたら、30年後には60代です。



ひょっとしたら「最近疲れやすくて」とか、「階段の上り下りが億劫になってきた」なんてことを言い始めているかもしれません。



そんな年代になったときのことも想像して家を建てたいものです。



最近では、子どもが独立して夫婦だけの暮らしになった場合に、増築ならぬ「減築」をする家庭が 見られるようになってきました。



家が小さくなった分、毎日の掃除がラクになり、 以後のメンテナンス費用の削減も期待できます。



こうした事例のように、子どもの独立後にリフォームをして家を小さくするのも一つの方法ですが、最初から必要最小限のスペースで心地よく豊かに暮らせる設計を心掛けるのも賢い選択です。



小さくても豊かな家で、 長く快適に暮らしてほしいと思います。


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