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水害について考える

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こんにちは!

設計部の土橋です。

 

6月半ばとなり、そろそろ台風がやってくる時期が近づいてきましたね。

また、最近は大雨が頻繁に発生していることもあり、

今回は、水害についてお話していこうと思います。

 

2018年の7月に発生した西日本豪雨では、1階で多くの方が溺死されたそうです。

なぜ、2階に逃げ切られなかったのか。

 

それは、家具が原因とも言われています。

 

東京理科大学で被災した住宅を再現して

人工的な水害を起こすといった実験を行いました。

実験開始から、1分30秒で水深が6㎝に達し、畳が浮上。

開始20分でタンスや大きな家具が転倒し始めました。

2階へ逃げるための行く手を阻み、そのまま1階で亡くなられた方が

多かったのだろうと予想できます。

 

以前、河川氾濫から逃げようとしている家族の動画を見たことが

あるのですが、家族の一人が2階に逃げるのかと思いきや、

高価なテレビなどの家電を2階に上げ始めていました。

 

水害は初めてで、恐らく床上浸水までには相当な時間がかかるだろうと思っての

ことだと思います。

しかし、案の定、テレビを上げ終わらずに階段まで浸水してしまい、動画は

ここで終わっていたように記憶しています。

 

床上浸水は分刻みで上昇します。

2階に逃げることで助かる命が多くあります。

 

家具を固定して置くことや、床にモノを極力置かない収納方法にするなど、

未然に対策する方法はあります。

住み慣れた家をより安全で安心な空間にして欲しいです。

 

ぜひ、ご家族でハザードマップを見ながらお家について

今一度お話してみてください。

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